デザイナーとエンジニアのファッションから学んだスノッブと教養

以前こんな画像と共にWebデザイナーとWebエンジニアを比較してる記事を見た。

参考http://swexperts.com/fun/web-designer-vs-web-developer/

このTシャツどちらも可愛いと思うけど、何より気になったのがsnob editionの記述。snob(以下スノッブ)とはなんぞやと。

スノッブ(効果)とは

スノッブは学術用語としても使われていて、これの意味が結構面白かった。

国語辞書的な意味では、

上品ぶったり教養ありげに振舞ったりする、鼻持ちならない人。

知識をひけらかす嫌な奴を形容する時に使われる模様。

スノッブに効果がついた『スノッブ効果』はマーケティング/経済学的な意味では、

他者の消費が増えるごとに個人の需要が減る

ちょうどバンドワゴン効果(他者の消費が増えるほど個人の需要が増える)の反対です。

要は、スノッブ効果とは、

『あのアーティスト、インディーズの時の方が良かったわ〜』
『あのブランドバッグ、みんな持ってるし持つと逆にダサいよね〜』
『あのYouTuber、人気になってからちょっとそんなに好きじゃなくなったわ〜』

みたいなもんですかね。特別なものに惹かれるというか。

このスノッブ、まさしく僕がプログラミングに興味持ったキッカケでもあったわけです。

常人に理解できない美しさを感じられる特別感

例えば、

<div></div>
<style>
div{
  height: 100px;
  width: 100px;
  backgroung: red;
}
</style>

とか見たら少しHTMLとCSSかじってる人なら頭のなかで処理が思い浮かぶわけです。でも普通の人にとっては何が何だか分からない。常人には理解できない文字で意思疎通ができる。これがすごく気持ちいいというか。

別に何もこれはプログラミングでなくても良くて、確か中学生だか高校生の時に見た『博士の愛した数式』か『ガリレオ』かの作中で、ある数式に美しさを感じる数学者が出てきていて、彼にすごく羨ましさを感じました。

e + 1 = 0

これを見ても僕は何も思わない、というか思えないわけです。意味不明です。

多分長年数学に携わってきて、多種多様な数字数式に触れてきたからこそ分かる美しさというか。

あとは言語とかも。中国がらみのスパイ映画なんかだと割とよく見る光景ですが、アメリカ人のいる前でアメリカ人に聞かれたくない会話を中国語で話す、みたいな。

まさしく僕これと同じ経験をしたことがあって、帰国子女二人と僕とでお酒飲んでいた時、酔っ払ってテンション上がったからか片方の帰国子女が英語で話し始めて、もう片方もつられて英語で話し始めるわけです。僕はセンターリスニングですら四苦八苦するくらいリスニングできないもんですから完全に蚊帳の外。すごく……すごくスノッブでした。

また、最近ハマっているお笑い芸人さんで『金属バット』さんがいるんですが、このツッコミである友保隼平さんも知性的なツッコミをすることが多くあります。

笑いを取るのにあたっては誰しもが知っている範囲で喩えたりした方がいいとは思いますし、ある知識を前提とする笑いはある意味『内輪ネタ』みたいな感じでマイナスに思えますが、ずっとそのスタイルを貫く尖り方は男としてかっこいいし、彼の笑いが分かることが嬉しかったりします。

あとは原点回帰ですが、ファッションなんかもスノッブを楽しむもんですよね。

例えば全く同じ黒い革ブーツでも、黄色い刺繍がついてるかどうかの違いなんて大体の人には『同じもんやろw』って終わってしまうんですが、一部の人は『あ、Martinだ』みたいになるわけです。同じ形の黒い帽子でもカンガルーマークがついているか否かで評価がえらく変わる。


ってな具合に、同じものでも、ある知識を持っているか否かで感じ方が変わるということは日常でもよくあります。これってまさしく教養だなぁとか。

勉強し続けるっていうと気持ち悪くて性に合わないのですが、知っていることを増やしていく意識を持って生活していると、些細なものでも楽しめることが多くなりそうだなぁなんて思った今日この頃。

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