『血と骨』感想/家庭内独裁者の生涯の話

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作品の面白さを伝えるというのは心底難しい。

なぜその作品を面白いと感じたかというのは自分の気持ちのメカニズムを説明するのと同じことだからだ。

自分がなぜ感動したのか、自分がなぜ怒ったのか、自分がなぜ泣いたのか。

そういったものを正しく伝えることができる人というのはまずいないだろう。

それでも僕は普段---合っているか間違っているかは別として---なぜ面白いと思ったのかの説明を試みようとしている。

だけど、この作品に関してはまるでダメ。何が面白いのかまるで分からない。

なぜ面白いのか分からないけど、とにかく凄かった。あえていうなら、ビートたけしの演技に魅せられたのかも。

あらすじとしては、記事冒頭の動画の通り、家庭内を暴力をもって独裁する一人の在日朝鮮人(=ビートたけし演じる)の話。

彼はまさしく「金・暴力・XXX」を体現したような男で、人の皮を被った獣だ。

僕は家庭内の教育には多少の暴力があっても良いと思っている(僕自身が父から暴力を振るわれなければ矯正しないタチだったし、その子供の頃の経験があったからミスをしても殴られない現状は生きやすさすら感じる)。

ただ、『多少の暴力』なんてものは極めて曖昧な定義だし、曖昧な定義というのはこの映画のような事例も生みかねない。

最近、教育現場だけでなく親の体罰も禁じる法律や条例ができたけど、それもアリだなぁなんて思ったりした。

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