『羊の木』感想/途中息を飲むのも忘れるが、ギャグ映画

★★★☆☆

前半はひたすら冗長で、後半に差し掛かり、一瞬も目が離せなくなるような緊張感のある場面があってそこは凄く良かった。ただ、そのシーンが終わるとひどい転げ落ちかたをした。この映画の盛り上がりを折れ線グラフで表すなら垂直に交わる二本の線になってしまうと思う。

この映画はプライムビデオで評価3だった。

でも、僕がめちゃくちゃ面白いと思った映画はレビューなんかを見ると星3、下手すると3すら割っていることが多い。

『クリーピー 偽りの隣人』という西島秀俊/香川照之の最高タッグの映画(キャストだけでなく、ストーリーも最高だった)が星3だったときはオイオイ大丈夫かと低評価にしている人が心配になった。

『悪人』も『凶悪』もあまり評価が高いとは言えないし、不朽の名作『ラ・ラ・ランド』でさえ3.5だ。

ショーシャンクも英国王もきみに読むのもグリーンマイルも確かに間違いなく面白いんだけど、でも好みはやっぱり3がついてしまうような映画なんだと思う。
そんなこんなで、『羊の木』はタイトル/パッケージの雰囲気からしても……個人的に期待値がガンガン上がっていってしまった。

結果、僕からしても星3で完全にショートコントになってしまった。南無。

追記

作中でいいセリフがあった。

男「(付き合うの)早くない?相手のことまだよく分かってないのによく付き合えるな」

女「あなたは彼のこと分かってるわけ?私とは長いけど、私のことよくわかってないよね?分かってないのに付き合うんじゃなくて、分かりたいから付き合うんじゃないの?」

まさしく。

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